JR『芦屋』駅より阪急バス『シーサイドセンター』下車すぐの歯医者

こんにちは。
兵庫県芦屋市で診療を行う、芦屋浜歯科クリニックです。

芦屋浜歯科クリニックでは、定期的に皆様のお口の健康を守る『お役立ち情報』や、歯科治療を分かりやすく丁寧に解説させていただくブログを更新していきます。
歯やお口でお悩みの方に、少しでもお役に立てれば幸いです。

子供の歯を歯医者さんで治療する多くは虫歯治療です。
子供の歯はエナメル質がとても弱く、細菌や酸に対する抵抗力もあまりないので虫歯になりやすいのです。

子供が大好きなお菓子やジュースには虫歯の原因となる糖分が多く使用されており、普段の食生活が虫歯になりやすい環境です。
ですので、親御さまがしっかりと子供の歯の健康を管理する必要があります。

今回の記事では、子供の歯を虫歯から守るためのポイントをご紹介させて頂きます。
歯医者さんと一緒に、お家でのケアと歯のプロフェッショナルによるケアを併用し、子供の歯を虫歯から守りましょう。

ポイントをご紹介する前に、乳歯と永久歯の虫歯に関する関係性をご説明します。
永久歯に生え変わるのだから、乳歯の虫歯は放置しても良いと思われる方も稀にいらっしゃいます。

しかし、それは大きな間違いです。
実は、子供の歯を虫歯から守るために大切な境界線が2歳半～3歳ごろだと言われています。

もちろん、個人差はありますので一概には言えませんが、3歳までにお口の中に虫歯菌が少なければ、その後虫歯になりにくいお口になると言われています。

お口の中にはたくさんの細菌が生息していますが、虫歯菌がその中でどのくらいの割合を占めるかは、大体2歳半～3歳ごろまでに決まります。
3歳以降は、大人から虫歯菌が感染しにくくなるといわれています。

2歳半～3歳ごろまでに虫歯菌が感染することを防げれば、将来的にも虫歯になりにくい口腔内だと言えるでしょう。

虫歯は糖分を栄養に酸をつくり、歯を溶かしていく恐ろしい病気です。
虫歯の栄養源になる糖分がお口の中に長い時間あると、虫歯になるリスクが高まってしまいます。

子供のうちは、ジュースやキャンディーなどの糖分の多いものを好む傾向があります。
普段の食事はもちろん、お菓子やジュースを摂取する時間もきちんと決まった時間に与えるようにしましょう。

子供のおやつを選ぶポイントはなんでしょうか？
糖分を控えたおやつの選び方をしている方は少ないように思えます。

チョコレートやキャンディーのような大量の糖分を含んだおやつはなるべく避ける事が虫歯予防には効果的です。
糖分の多いおやつは依存性もあり、毎日与え続けると歯やお口にとってトラブルの原因になってしまいますので、たまに与える特別なおやつとして活用しましょう。

食後やおやつの後は、できるだけ早く歯磨きをするように心掛けましょう。
前述したように、子供の歯は虫歯になりやすく、虫歯菌の好物であるお菓子や食事の食べ残しを早く除去し、少しでもお口の中に原因がある時間を減らすことが大切です。

歯磨きの習慣を身に付けて、効果的なブラッシングを行う事も大切です。
適切な歯磨きの方法が分からない、効果があるのか分からない場合は、歯医者さんで歯磨き指導を受ける事がお勧めです。

子供の虫歯リスクは、2歳半～3歳頃までの習慣によって左右される事が多いです。
ですので、この時期の口腔ケアは子供の未来の歯の健康を左右する時期と言っても過言ではありません。

大人から子供へ虫歯がうつる時期は非常に重要なポイントで、少しでも遅らせることができれば、将来的に虫歯になりにくい歯を育むことができます。

歯科先進国である北欧の研究では、2歳までに虫歯菌の感染がなかった子どもが4歳になったとき、見つかった虫歯は0.3本だけでした。
一方で2歳までに虫歯菌に感染があった場合、4歳で虫歯の本数は5本、その差は16倍もあったそうです。

芦屋浜歯科クリニックでは、お子さまの歯を虫歯から守る予防歯科に力を入れています。
子供のブラッシングが適切に行われているか分からない…など歯みがきに関するお悩みがございましたら、お気軽に相談へお越しください。

バリアフリー設計で、ベビーカーのまま受付から待合、診療室まで入って頂けます。
キッズルームを備えたリラックスできる環境をご用意しています。

子供の頃から歯医者さんに通う習慣を身に付ける事も、子供の歯を虫歯から守り、健康に育むために大切なことです。
歯医者さんは虫歯を治療する為に通う場所でなく、健康な歯を将来に繋げるために、歯を虫歯から予防する為に通う場所にしましょう。

兵庫県芦屋市で子供の歯科検診・予防歯科をお探しなら
芦屋浜歯科クリニック