こんにちは。
兵庫県芦屋市で診療を行う、芦屋浜歯科クリニックです。
日々の歯磨き、口腔ケアでの定番アイテムといえば「歯ブラシ」ですね。
歯を健康に保つために欠かせないアイテムですが、使っていくうちに劣化が進み、歯磨き効果も次第に落ちていきます。
毛先がバラバラになってしまった歯ブラシを使い続けると、歯磨き効果も減少し、歯の健康を守る効果も薄れるため適切なタイミングで交換する必要があります。
歯磨きの交換するタイミング・時期については、はっきりとはわかりづらいかもしれません。
実際にみなさんはどのタイミングで歯ブラシを交換しているのでしょうか？そして古くなった歯ブラシは、どのように捨てているでしょうか？
今回の記事では、歯ブラシの交換時期と、古くなった歯ブラシの捨て方について解説させて頂きます。
歯ブラシの重要性
歯の健康を維持するためには、毎日の適切なブラッシングが必要不可欠になります。
実は、効果的な歯磨きが行われずに、虫歯や歯周病に罹患する方がとても多いのが現状です。
お口の中にはたくさんの菌があり、それを毎日歯ブラシで落としています。
お口の健康を維持するために、歯ブラシというのはとても重要なアイテムで、一度使用した歯ブラシは、いくら洗って乾燥させたとしてもブラシの毛束の根元には菌が繁殖してきます。
また、毛先が開いたり、コシがなくなったものは清掃能力が落ちるだけではなく、歯や歯茎を傷つける恐れがあります。
清掃性の高い状態を保つために、歯ブラシは適切な時期で交換し、しっかりと虫歯や歯周病を予防しましょう。
歯ブラシの交換時期
歯ブラシの交換時期は、1日何回歯を磨くかによって変わってきます。
朝・夜の1日2回磨く方や、朝・昼・夜の1日3回磨く方もいます。歯科医院では、歯磨きの頻度は食事ごとに歯磨きを行う事が推奨されています。
歯ブラシの交換時期として推奨するタイミングは、毎食後の1日3回歯を磨いた場合で歯ブラシの交換目安は約1ヶ月といわれています。
歯ブラシの寿命は1ヶ月と考えて良いと思います。
使用する歯ブラシの種類にもよりますが、おおよそ1ヶ月を目途に交換する事をお勧めしています。
言い換えれば、1ヶ月は歯ブラシの持つ清掃性を大きく損なわずに、清掃性を維持したまま歯ブラシを使用できるという事になります。
適した歯ブラシを使用しましょう
歯ブラシには毛先の硬さや長さ、形など様々な種類のものがコンビニやドラッグストアで販売されています。
ご自身にあった歯ブラシを選ぶ事は意外と難しいです。
どうしても、磨きやすさや口当たりの良さで選んでしまいますが、大切なのはその歯ブラシでしっかりと磨けているか？なのです。
これは、ご自身で評価するのは難しく、歯医者さんでご自身にあった歯ブラシを聞いてみるのが良いでしょう。
歯医者さんでは、ご自身に最適な歯ブラシや、その歯ブラシをどのように使用するべきかを教えてくれます。
これを『歯磨き指導』といい、意外としっかり磨けていない方が多く、多くの方が間違った方法や知識でブラッシングを行っている傾向にあります。
歯ブラシの捨て方について
歯ブラシの交換時期は1ヶ月と分かったけど、使い終わった歯ブラシはどうやって捨てたら良いの？と疑問に思う方もいらっしゃるかと思います。
歯ブラシの捨て方は基本的に各自治体によって異なりますが、基本的に「可燃ごみ」で捨てる地域が多い傾向にあります。
持ち手はプラスチックだけど、毛の部分は何だろう？と思われる方も多いかと思いますが、基本的に歯「可燃ごみ」での処分で良いと思います。
当院がある芦屋市では「可燃ごみ」に指定されているので、燃えるゴミの日に出すのが正しい捨て方です。
歯ブラシの柄の部分はプラスチックで作らているものがほとんどなので、プラスチックゴミで出してしまいそうですが、可燃ごみとして処理するケースが多いです。
まとめ
歯ブラシの正しい交換時期を知ることで、普段のブラッシングはより効果的なものになります。
歯医者さんに頻繁に通う人でも、普段の歯磨きが効果的でないと、虫歯や歯周病、口臭などのお口のトラブルを回避する事はできません。
お口の健康を守るためには、普段の効果的なブラッシングと、定期的な歯医者さんでの歯科検診を行う事が大切です。
歯医者さんと一緒に健康な口腔内を長く保ちましょう。
ご自身に適した歯ブラシの種類や口腔ケア方法についてお悩みがございましたら、当院へお気軽にご相談ください。
歯科衛生士による歯磨き指導を実施し、最適なブラッシング方法から、患者さまに適した歯ブラシ・口腔ケアグッズをご提案させて頂きます。
歯を健康に保ち、将来にわたって歯やお口のトラブルで悩まない口腔内になるよう、全力でサポートさせて頂きます。
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